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テレビのゲームモードとは?やり方・設定方法は?ブラビアのゲームモード設定について紹介!

テレビゲームモード有機ELと液晶

最近のテレビにはゲームモードが搭載されたものが多くなってきました。このゲームモードとはどのようなものでしょうか?

基本的にはテレビでゲームを楽しむ際に快適に使えるようにするためのもので、メーカーによっていくつかの違いはありますが、中心となる部分は表示遅延を極力小さくするモードです。

設定方法は、メーカー・機種によって異なりますが、通常はテレビのメニュー画面から設定できます。

上手に活用すれば、普段はテレビで高画質の映像を楽しみながら、ゲームをするときも高いスコアが狙えるように遅延を少なくし、できる限り良い画質で楽しめます。

以下に解説します!ソニーブラビアのゲームモードの設定方法については動画で紹介しています!

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テレビのゲームモードとは?設定・画質は?

テレビのゲームモードとは?

テレビのゲームモードとは、基本的にはゲームプレイ中に表示遅延を最小限に抑えるための設定です。

テレビには地デジなどの映像信号を入力した時に、それを高画質化して表示する複数の機能が装備されていることが多いです。特に上位機種になるほど、高画質化する機能が多くなる傾向があります。

代表的な高画質化機能の1つが倍速駆動です。

地デジ放送などの映像信号は、60コマ/秒(60Hz)でテレビに入力されます。スポーツなどの動きの激しい映像を見るときなどは、60コマ/秒では動きがぎこちなく見えることがありますので、これを120コマ/秒(120Hz)に高め、映像の動きを滑らかに見えるようにする機能が倍速駆動です。

もともとの映像信号中にある連続する2コマを解析し、その間のコマの映像を作り出し、挿入するという演算処理をしています。

倍速機能により、確かに動画表示性能は向上するのですが、ゲームプレイ中の表示遅延が大きくなり、応答速度が低下します。

それは、前述のように入力されてきた連続2コマの映像を解析して、間のコマの映像を作り出してから表示するというプロセスなので、その分の時間がかかってしまうためです。

これではアクションゲームのように、表示映像を見ながら素早く操作する必要があるゲームではものすごく不利になります。

倍速機能以外の高画質化機能においても、入力されてきた映像信号を解析し、何らかの演算処理をしてから表示しますので、その分の時間だけ遅くなります。特に複数の高画質化機能を搭載する上位機種となると、トータルの高画質化処理に要する時間はそれなりに大きくなります。

つまり、ゲームモードでは、これらの高画質化機能をオフにして、表示遅延を最小限にし、応答速度を速くすることができます。反面、高画質化機能をオフにするため、一般に画質が低下します。

メーカーとしては、できるだけ画質の低下を抑えながら、表示遅延・応答速度を向上させることが腕の見せどころとなるでしょう。

テレビのゲームモードの設定・画質のチェックポイント

実際にテレビを使ってゲームをしようとする時に、ゲームモードに設定すれば、表示遅延が最小限にできることが多いです。

まずチェックしたいのは、簡単にゲームモードに設定できることです。どのゲーム機を接続するのかにもよりますが、例えばPS5を接続した場合を想定すると、自動でゲームモードに切り替わり、設定される機種がもっとも便利です。

手動で設定する場合も、リモコンなどで簡単に切り替えられると便利ですね。

またゲームモードでどれだけ高画質が維持されているのかも重要です。機種選びの際にチェックしましょう。


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テレビをゲームモードにする方法・設定のやり方

2023年時点での各主要メーカーのゲームモードの設定方法などについて紹介します。

ソニーブラビアゲームモードの設定

最近のSONYブラビアには、「Perfect for PlayStation®5」という、BRAVIAとPS5の連携機能が搭載されています。

ブラビアもPS5もソニー商品であるだけに、両者の連携機能としては最高レベルです。

ブラビア側で入力するコンテンツに応じて適切なモードが自動選択されます。つまり、ゲームをするときには自動的にゲームモードに切り替わりますので、手動で切り替える手間もなく便利です。

ゲームモードでは、4K120P入力時に最短8.4msまで入力遅延を短縮できます。


2023年モデルの中では、X85L以上の機種ならばHDMI2.1に対応し、4K120p、VRR、ALLMなどの機能が搭載されています。

またゲームメニューも搭載され、ブラビアの画質設定をゲームに合わせて簡単にカスタマイズできるようになりました。

BRAVIA XRなら、ゲームの映像を色鮮やかかつ高コントラストに描くことができます。

PS5に接続してゲームを楽しむなら、もっともおすすめするテレビですね!

ソニーブラビアのゲームモードの設定方法などについて、以下の動画で紹介しています。

レグザゲームモードの設定

レグザ(REGZA)は、高画質・高機能で人気の高いテレビのブランドです。ゲーム対応にも力を入れています。

上位機種には「瞬速ゲームモード」が搭載され、家庭用テレビゲーム機に対応し、プレイするさまざまなゲーム機器に適切な映像に、レグザが自動調整するオートゲームアジャスト機能があります。

4K120P入力もVRRも約0.83msの低遅延!ALLMにも対応します。

またAMD FreeSyncTM Premiumにも対応します。
*機種によりスペックが異なりますので、各機種ごとにご確認下さい。


これは便利ですね!

ハイセンスゲームモードの設定

ハイセンスの上位機種には、「ゲームモードPro」が搭載されています。

4K120P入力時に約0.83msの低遅延実現など、レグザとほぼ同様な説明が商品ページに記載されているので、両者の協力関係から同様なゲーム機能が搭載されているようです。


ハイセンスはかなり安いので、コスパが高くおすすめですね!

2024年モデルはこちらです!


LGテレビゲームモードの設定

LGのテレビの上位機種にはゲームモードが搭載されています。

有機ELテレビのC3シリーズのサイトページには、以下のような説明があります。

「応答速度0.1ms、NVIDIA® G-SYNC® Compatible、AMD FreeSync™ Premiumテクノロジー、VRR、ALLM対応で、スピード感あふれるゲームも滑らかかつクリアに表示し、ゲームを勝利に導きます」

ゲームの設定については、以下のように説明されています。

「自分の好みに応じて理想的なゲーム環境を作りたいなら、設定画面でゲームオプティマイザを開き、ゲームジャンルや画質モードを細かく設定可能。さらにゲームダッシュボード機能を使えば、ゲームを止めることなく、プレイしながらでも設定変更可能です」

つまり、ゲームモードの設定については、自動ではなく、手動で設定するようです(*機種により異なる可能性はあります)。


性能的には、非常に低遅延でハイスペックですね!

2024年モデルはこちらです!


シャープテレビAQUOSゲームモードの設定

シャープのテレビ、アクオスの上位機種にもゲーム機能は搭載されています。

ゲームモードにするには、リモコンの「ツール」ボタンを押し、メニューを表示し、「ゲーム」を選択します。

HDMI2.1の4K120Hz入力およびVRR/ALLM/eARCに対応しています。ただし、機能を有効にするには設定が必要です。

アクオスのサイトの説明によると「最大4K 120Hzのゲーム映像の入力(2160p/1440p)に対応。また、Dolby Vision®やDolby Atmos®に対応し、高精細・広色域な大画面の映像と立体音響が、没入感の高いゲーム環境を作り出します」とのことです。

ゲームコンテンツが入力されると、自動で低遅延の映像モードに切り換える機能があります。しかし、この機能を有効にするには設定が必要です。

競合他社のように、遅延時間がどの程度であるのかの説明は見当たらないです。あまりアピールしていない印象を受けますね。


シャープのアクオスファンにはおすすめです!

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買ってはいけないテレビメーカーについてこちらの記事で紹介しています。

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