PR

43インチ液晶と42インチ有機EL!4Kテレビの違い・選び方!おすすめは?

42インチ有機EL有機ELと液晶

日本の住宅事情から、42〜43インチのテレビが丁度良いサイズというケースが少なくないです。私も42インチのテレビを使用しています。

現在販売されている4Kテレビを調べてみると、少し困った異変が起こっています。それは、ハイエンドな43インチ液晶テレビが無くなりつつあり、高画質な42インチ有機ELテレビが登場しているということです。

有機ELテレビが好きな方は、42インチでも有機ELテレビを選べるようになりましたので嬉しい状況なのですが、価格は高いのが難点です。

悩ましいのは液晶テレビが好きな方。価格は圧倒的に有機ELテレビより安いのですが、ハイエンドの液晶テレビに搭載されているミニLEDや量子ドット、高性能プロセッサーが搭載されていないことが多く、要するにハイエンドモデルに比べればかなりスペックダウンしていることが難点です。

43インチの液晶テレビは「買い」なのでしょうか?以下に解説します!

42〜43インチの4Kテレビでもっとも画質が高いモデルの1つが、ソニーブラビアXRJ-42A90Kです!

ソニーが注力する認知プロセッサー「XR」を搭載し、有機ELならではの高コントラスト映像が楽しめます!


スポンサーリンク

43インチ液晶と42インチ有機EL!4Kテレビの違い・選び方!

2023年4月20日時点で、日本国内で販売されている42〜43インチの4Kテレビを調べてみると、有機ELテレビは42インチのみで、液晶テレビはほとんどが43インチです(*シャープのアクオスなど、一部42インチの液晶テレビもあります)。

ちなみに41インチや44インチのテレビは、主要メーカーの主力製品としては発売されていないです。これはテレビ用のディスプレイパネルを製造するパネルメーカーの生産ラインの都合が関係しています。

例えば「畳約5畳分」などの巨大な基板でディスプレイパネルを製造し、そこから切り出してテレビ用などのサイズに調整して作るのですが、できるだけ無駄になる部分を減らし、効率よく製造しようとすると、自然にインチサイズが決まり、中途半端なサイズのディスプレイパネルは製造されないためです。

また調べた範囲内では、通常販売されている4Kテレビの最小サイズは42インチです。その次に小さいサイズは40インチになりますが、これはフルハイビジョンなどの4K未満の解像度のテレビになっています。

現在、有機ELテレビの最小サイズは42インチとなっています。高価な有機ELのテレビは、55〜65インチなどの大型テレビを中心にラインアップされていましたが、コストダウンを進め、さらに販売台数を増やすために48インチ、42インチなどのより小さなインチサイズまで展開してきています。

液晶テレビは、有機ELテレビよりもかなり早くから普及し、小型から超大型までフルラインアップされています。しかし、価格下落とともにテレビメーカーの収益が悪化し、より高く売れる大型に最新技術を投入して注力し、50インチ未満の中型はある程度スペックダウンする傾向があります。

これは世界市場を相手にする自動車で、日本専用車種が廃止されていることと同様に、住宅事情からそれほど広くない部屋が多い日本には最適ではない大きすぎるテレビに力が入れられているような印象を受けます。

その結果、42〜43インチのテレビを選ぶ時に少々悩むことになりがちです。

画質重視ならば4K 42インチ有機ELテレビ

42インチ有機ELテレビと43インチ液晶テレビを比較して、「画質を重視する」ならば、有機ELテレビに軍配が上がります!

これは例えば、ソニーブラビアのラインアップで比較しても明らかです。難点は、XRJ-42A90Kの価格がかなり有機ELテレビの方が高いことです。


ちなみに42インチの有機ELテレビは2年に1回程度の頻度でモデルチェンジしています。2022年モデルが発売されたので、2023年モデルでは42インチの新製品の有機ELテレビは予定されていないようです。

つまり、発売された次の年は、55インチなどの最新モデルと比べると1年前のスペックとなるわけなのですが、ソニーブラビアのXRJ-42A90Kには認知特性プロセッサー「XR」が搭載されていますので、技術的な古さは感じられないほどの充実した性能と言って良いです。


価格重視なら4K 43インチ液晶テレビ

現在のハイエンド液晶テレビは、ミニLEDバックライトや量子ドットなどが搭載された機種が主流です。そのワンランク下の機種でも直下型LEDバックライトで部分駆動(ローカルディミング)機能などが搭載されています。

ところが43インチの液晶テレビでは、ミニLEDや直下型LEDバックライトによる部分駆動が搭載されていない機種がほとんどです。そうなるとハードウェア的にはコントラストの点で不利になります。

量子ドットについても搭載されていない機種がほとんどですが、広色域用蛍光体などを搭載して広色域を実現している機種もあります。

さらにバックライトの部分駆動を搭載しないことにより、対応する映像エンジンプロセッサーもスペックダウンしたものを搭載している機種がほとんどです。

それだけに安くすることができているのですが、スペックダウンされた性能をどのように考えるのかということが悩みです。

このように説明するとかなり性能が低いように感じる方が多いと思いますが、テレビの技術はこれまでの10年間でかなり進歩していますので、7〜10年以上使ったテレビを買い換えるという方が以下のソニーブラビアKJ-43X85Kを見たら、かなり満足できる高画質であると思います。

それが42インチの有機ELテレビと比較すると、かなり安いので、こちらを選ぶ方もかなり多いでしょう。


部分駆動対応のバックライトでなくてもかなり高画質に感じる理由は、映像エンジンの性能向上し、HDRに対応し、広色域化、速い動きの映像の画像処理、アップコンバートなどの性能がかなり高くなっているためです。

特にソニーブラビアKJ-43X85Kの場合、「HDRリマスター」というさまざまな映像をHDR相当の高コントラストに描き出す機能の効果が高いです。

テレビは、画面サイズが大きくなるほど画質の差が目立ちやすくなります。反対に画面サイズが小さくなるほど画質の差が目立ちにくくなります。

43インチの液晶テレビは、4Kテレビとは最小レベルのインチサイズですので(*42インチの機種も少数ですがあります)、画素密度がもっとも高く、かなりきれいに画面が見える上、前述のような技術の向上が組み合わせられています。

実際に実物を見て確認するのが一番簡単です。その画質に満足できるようであれば、かなり価格も安く、お買い得なテレビですね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました