ハイセンスとレグザのテレビの違いは?比較する!どっちがいい?

ハイセンスとレグザ有機ELと液晶

日本市場では、ハイセンス(Hisense)とレグザのテレビが売れていて、2つ合わせればトップシェアになりました。

なんで両社のシェアを合わせるのかというと、もともとレグザ(REGZA)ブランドのテレビを開発していた東芝映像ソリューション株式会社を、中国のハイセンスグループが買収し、2018年に傘下に収めたためです。

つまり、ハイセンスとレグザは同じハイセンスグループで開発するようになっていますので、「違いは?同じなの?」といった疑問もありますね。

ハイセンスとレグザのテレビは、かなり似ている部分も多くなっていますが、実際に製品を比べてみると違いもあります。好みに合わせて選ぶと良いでしょう。

さらに詳しく紹介します。

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ハイセンスとレグザのテレビの違いは?比較する!

ハイセンスのテレビ

ハイセンスは、2022年第2四半期のテレビの出荷台数世界シェアで、韓国のサムスンに次ぐ2位でした。日本のテレビメーカーよりも圧倒的に多くのテレビを販売している大企業です。

ハイセンスジャパンは、2010年に設立され、2011年から日本でテレビを販売しています。日本のテレビ市場では、SONYやPanasonicなどの日本メーカーが圧倒的に強かったため、当初は販売台数を伸ばすことに苦労していたような印象があります。

これは、世界1位のサムスンでさえ、日本のテレビ市場への参入を断念したことがありますので、必ずしもハイセンスだけが苦労したわけではありません。

しかし、2018年に東芝映像ソリューションを買収して以降、レグザ(REGZA)技術が導入され、ハイセンスのテレビは目に見えて画質が向上しました。

もともと安さを武器に世界シェアを伸ばしてきていますので、画質が向上すれば当然のことながら評価が上がり、日本国内のシェアも増加に転じました。

消費者から支持され、シェアが伸びているという事実は、何よりも説得力があります。それだけコスパに優れる魅力的なテレビと考えてよいでしょう。

東芝レグザのテレビ

レグザ(REGZA)は、東芝が開発したテレビのブランドです。特に地デジのハイビジョンの映像を4Kの解像度まで高める「超解像」の技術に定評があり、特に映像にこだわりのあるファンが多いです。

現時点でも4Kテレビで地デジなどの「4K未満の解像度のコンテンツ」を視聴する機会が多く、4Kアップコンバートは重要です。数あるテレビの中でも、レグザのアップコンバートはトップレベルと言って良いでしょう。

またアップコンバート以外にも、倍速駆動などの様々な画像処理技術が駆使されており、これらにおいても間違いなく業界トップレベルです。

そんな画質&技術力に定評があるレグザが、中国のハイセンスグループに買収されたことに心を痛めたファンも少なくないでしょう。これは東芝本体の経営不振によるところが多く、すでに起こってしまったことなのでどうすることもできません。

それでもハイセンスグループの中でレグザ(REGZA)ブランドとして継承され、日本人のレグザ部隊も継続して開発を続けているようなので、「レグザ消滅」の危機を回避できただけ良かったと考えるべきなのかもしれません。

ちなみに東芝映像ソリューション株式会社は、2021年にTVS REGZA株式会社に商号変更され、テレビ本体に付いていたTOSHIBAのロゴは無くなり、REGZAのロゴのみとなっています。

したがって、それ以降の製品については、「東芝レグザ」と呼ぶのは厳密には正しくなく、「レグザ(REGZA)」と呼ばなければならないようです。

レグザがハイセンスグループに入ったことのメリットは、研究開発費が潤沢になったこと、部材調達などでスケールメリットが発揮され、コストダウンしやすくなったことです。

これまでの発表を見ても、巨額の研究開発費が必要となる最新の映像エンジンの開発を、レグザとハイセンスで共同で進めていることが明らかになっています。テレビ事業が苦境になり、研究開発費を減らすメーカーも少なくないことを考えれば、レグザにとって大きな後ろ盾を得たことは大きいと言えます。

テレビは成熟した商品と言われますが、まだまだ研究開発が継続され、性能も向上しています。したがって、十分な研究開発投資を継続することが、ライバルメーカーに負けないために必要です。

ハイセンスとレグザのテレビの違い

ハイセンスとレグザの両方とも、上位機種から下位機種までのラインアップがあります。当然のことながら上位機種の方が高画質&高性能で、高価です。

したがって、ハイセンスとレグザを比較する時に、異なるグレードの機種をピックアップして比較してもあまり意味がありません。

しかし、完全に性能&機能が同等という機種をピックアップすることも案外難しく(*完全に同等な機種はない?)、比較的近い機種をピックアップして比較することになります。

一般的な傾向として、高価な上位機種は、ブランド力が強くないとあまり売れません。日本のテレビ市場においては、ハイセンスよりもレグザの方がブランド力が高く、製品のラインアップを見てもある程度以上の価格帯の上位機種は断然レグザの方が強いです。

ハイセンスもそのことを理解しているようで、海外で販売している機種を必ずしも日本では販売していないことが多いです。つまり、ハイセンスのラインアップは、中級以下の機種が強く、コスパが高いです。

ハイセンスは、強みである中級以下の機種でシェアを拡大し、徐々にブランド力を高め、上位機種に少しずつ食い込んでいくという戦略なのでしょう。それだけブランド価値を高めるには時間がかかるということです。


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レグザのテレビのおすすめ

ハイセンスとレグザを比較した上で、レグザのおすすめ機種について紹介します!

レグザ55V型有機ELテレビ55X9900L

2022年12月24日時点では、ハイセンスのラインアップに有機ELテレビはありません。したがって、高画質な有機ELテレビが欲しければレグザを選ぶことになります。

レグザの2022年モデルの有機ELテレビのフラッグシップは、9900Lシリーズです。レグザ史上最高画質ですので、文句なく現在販売中のテレビの中でトップレベルの高画質です。

価格も発売から時間が経っていますので、かなり下がっています。


また2021年モデルもわずかに在庫があるようで、こちらは底値付近になっています。お買い得ですが、在庫限りです。


レグザ55V型液晶テレビ55Z870L

レグザの2022年モデルの液晶テレビのフラッグシップは、ミニLEDバックライトと量子ドットを搭載したZ875L series/Z870Lです。この内、55インチは55Z870Lになります。

ライバルメーカーもミニLEDバックライトと量子ドットを搭載した液晶テレビを発売しているため、それに対抗して発売したレグザブランドを代表する高画質&高性能モデルです。


ハイセンスにもミニLEDバックライトと量子ドットを搭載した液晶テレビのフラッグシップモデルU9Hシリーズがあります。


しかし、65インチと75インチの大型テレビしかなく、日本のほとんどの住宅には大きすぎることが多いでしょう。またハイセンスの65インチの65U9Hとレグザの55インチの55Z870Lは実売価格がほとんど同じです。

高画質モデルを選ぶならば、あえてハイセンスを選ぶ必要もなく、やはりレグザがおすすめです。

レグザ55V型4K液晶テレビ55Z770L

レグザの液晶テレビのフラッグシップは、これまで「Zシリーズ」の番号がもっとも大きい機種です。前述のミニLEDバックライトと量子ドットを搭載したZ875L series/Z870Lが2022年モデルのフラッグシップモデルなのですが、2021年モデルまではミニLEDバックライトを搭載した機種はありませんでした。

つまり、ミニLEDバックライトを非搭載のモデルでもっとも高画質&高性能なモデルが、2021年モデルのフラッグシップの後継機種に相当します。それがZ770Lシリーズです。

高コストなミニLEDバックライト非搭載モデルであれば、価格もかなり下がりますのでお買い得です!

レグザの伝統を継承している高画質モデルですのでおすすめです。


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ハイセンスのテレビのおすすめ

前述のように高画質&高機能な上位機種を選ぶのであればレグザがおすすめです。レグザの技術でハイセンスのテレビの画質が向上しているとはいえ、やはり高画質モデルの作り込み&ブランド力という点ではレグザに強みがあります。

一方、ラインアップの上位機種と下位機種を比較すると、通常は上位機種の性能を落とし、部品等をコストダウンして下位機種を設計します。

その結果、下位機種になるほど性能的な差別化が難しく、価格競争に陥りがちです。

つまり、中級・下位機種では、レグザとハイセンスの画質・機能差は小さくなり、コスパが高いハイセンスがおすすめになることが多いです。

ハイセンス43V型液晶テレビ43U7H倍速パネル搭載

ハイセンスのラインアップの中で断然おすすめなのが、U7Hシリーズです。この価格で倍速機能が付いているのは驚きです!

つまり、この価格帯で比べたら断然レグザよりも高画質でしょう。U7Hのインチサイズは、85インチ、75インチ、65インチ、55インチ、50インチ、43インチと多く、ハイセンスもこの機種を売っていこうという意志が感じられます。


多くの賞を受賞していることからも、専門家からも高く評価されていることがわかります。

ハイセンス液晶テレビ43A6H

A6Hは、上位機種から倍速機能を省略したモデルです。倍速機能が無くても気にならないという方には、おすすめの格安機種です。

驚くほど安く、ライバルメーカーもこれに対抗する機種を開発・販売し、利益を出すのはかなり大変なはずです。

A6Hのインチサイズは、75インチ、65インチ、55インチ、50インチ、43インチと多く、ハイセンスもこの機種を重視していることがわかります。


テレビはシャープとレグザのどっちがいいかについてこちらの記事で紹介しています。

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