テレビはシャープとソニーのどっち?メーカーと機種を比較する!

シャープとソニー有機ELと液晶

シャープと言えば大型液晶テレビの時代を切り開いたメーカーとして広く知られています。

ソニーは、テレビのみならず世界的に有名なブランドで、テレビの世界市場ではシャープよりも大きなシェアを占めています。

日本人には馴染みのあるシャープとソニー。テレビを買うならばどっちを選ぶべきか悩みますね。

正直なところ、シャープとソニーは一流のテレビメーカーですので、テレビとして使うだけならばどっちを選んでも大失敗ということはありません。

できるだけお得な価格で買いたいという方には、上位機種の「型落ち」をおすすめします!

上位機種は毎年新型が発売されますので、わずか1年前に発売された前年の機種が「型落ち」になって底値付近で買えるのお得です。上位機種ならば性能・機能でも満足できることがほとんどです。

ソニーの2021年モデルの液晶テレビの上位機種X90Jは激安です!在庫限りなので早いものがちですね!


4TC55DP1は2022年モデルなのですが、2022年3月に発売されたことと、同じシリーズの4T-C65DP1が2021年12月に発売されていますので、十分に値下がりしています。


さらに詳しく紹介します!

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テレビはシャープとソニーのどっち?

シャープとソニーの両社とも、上位機種から下位機種までのラインアップがあります。上位機種の方が高価で、画質・機能も優れていますので、それぞれのラインアップの中のおおよそ同じグレードの機種を比較しないとあまり意味がありません。

また同じシリーズならばインチサイズが大きい方が価格が高いので、インチサイズも同じもので比較すべきでしょう。

以下、いくつかの機種をピックアップして比較してみます!

QD-OLEDはソニーブラビアのみ!シャープアクオスにはない!

ソニーブラビアの有機ELテレビのフラッグシップモデルに、2022年にはA95Kシリーズが追加されました。

これはQD-OLEDという新しい方式の有機ELパネルを搭載した日本で初めての機種で、シャープに限らず、日本で販売しているメーカー他になく、ソニーしかありません。


広色域と高輝度という点で、従来の有機ELを上回る画質です!さすがにソニーが有機ELテレビのフラッグシップに位置づけただけのことはあります。

難点は、まだ価格が高いということ。

またQD-OLEDという新しい方式の有機ELテレビの最初の製品ですので、「QD-OLEDの使いこなし&作り込み」という点では、次の後継機で大きく進歩する可能性もありそうです。

液晶テレビのフラッグシップ!ブラビアX95K vs アクオスEP1

ソニーとシャープの2022年モデルの液晶テレビには、ミニLEDバックライトが搭載されたミニLEDテレビがフラッグシップモデルとして発売されています。

ブラビアはX95K、アクオスはXLED EP1です。



いずれもミニLEDバックライトを搭載していますので、従来のミニLEDバックライトを非搭載の液晶テレビに比べれば画質が向上していることは間違いありません。

ただし、同じミニLEDバックライトと言っても、ソニーブラビアは「XR Backlight Master Drive」が搭載されており、各ミニLEDが個別に調光されるもっとも進んだものとなっているのに対し、アクオスでは画面をいくつかのエリアに分割し、その分割された1つのエリア内で複数のミニLEDが同調して使われているため、実質的なローカルディミング効果はブラビアの方が上のようです。

ブラビアの方が発売からかなり時間が経っているため値下がりしており、65インチで比較すればアクオスよりも安いです。

ブラビアの難点は、65インチ以上しかないこと。アクオスは60インチと55インチがあるので、日本の住宅事情を考えればこちらを選んだ方がよい部屋も多いでしょう。

「型落ち」のアクオスXLED DP1は、かなり安くなっているので、こちらの方が狙い目でしょう!


アクオスXLEDは量子ドット搭載で、広色域になっていることも長所です!


有機ELテレビ!ブラビアA80K vs アクオスES1

前述のブラビアのQD-OLED搭載モデルA95Kを除けば、ブラビアの有機ELテレビのハイエンドモデルはA80Kです。これに対抗するのはアクオス有機ELテレビES1です。

両方ともLG Displayが製造販売しているカラーフィルター方式の有機EL(OLED)パネルを搭載しています。最近は、ソニーやパナソニックなどの有機ELのノウハウのあるメーカーは、LG Displayと共同で独自の改良を加えた有機ELパネルを搭載していますので、完全には同じではないようです。

またシャープの公式サイトには、第2世代高輝度有機EL「S-Brightパネル」と記載されています。



テレビ用大型有機ELパネルも、地道に改良が進められ、年々画質が向上しています。したがって、これらの有機ELテレビは、これまでの機種よりもさらに画質が向上しています。

ソニーブラビアの有機ELテレビは定評があります。そしてシャープの有機ELテレビも実物を見るとかなり良いです。

甲乙付けにくいですが、2021/12/31時点では、Amazonでソニーブラビアの方が安くなっているのでおすすめです。ただし、価格は日々変動するので購入を検討する時点で再度ご確認下さい。

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シャープとソニー!どっちがいいテレビメーカー?

製品は個別に細かく比較しないとどっちがよいのかよくわかりませんし、そもそも好みというものもあるので、正解があってないようなものです。

ところで、これらの製品を製造・販売しているテレビメーカーであるシャープとソニーはどっちが良いのでしょうか?

シャープの液晶テレビは世界一?

シャープは2001年に本格的な液晶テレビアクオス(AQUOS)を世界で初めて発売しました。それまではブラウン管のテレビが世界中で使われていたのですが、アクオスの発売後、徐々に液晶テレビの販売が伸び、ブラウン管テレビを置き換え、いわゆるフラットパネルディスプレイ(FPD)の時代となりました。

つまり、ブラウン管テレビ以降に主流となっている液晶テレビの時代を切り拓いたメーカーがシャープで、同社もそのことを誇りにしています。

それは「液晶のシャープ」という一時期有名になったキャッチフレーズにも表れています。

しかし、液晶パネル事業において韓国・台湾・中国勢の猛攻を受け、さらに自社の最先端の液晶パネル工場への巨額投資が重荷になり、シャープは経営不振に陥り、最終的には台湾の鴻海精密工業に買収され、傘下に入りました。

シャープのアクオスは、特に日本のテレビ市場ではパイオニアでもあり、「液晶シャープ」のイメージもあって、全盛期には圧倒的なシェアを占めていました。しかし、前述のような出来事により大きくブランドイメージを毀損し、シェアを徐々に減らしています。

「液晶のシャープ」と言う所以は、液晶パネルを自社で開発・生産するいわゆる垂直統合型のビジネスモデルであることです。

液晶テレビ市場が立ち上がった頃は、まだまだ液晶パネルそのものの性能は発展途上であり、最先端の液晶パネルを自社開発できることは大きな強みでした。

その後、韓国・台湾・中国が猛烈にキャッチアップし、技術的にほとんど同じだけでなく、圧倒的に安く販売されるようになると、自社で大量生産した液晶パネルと売り切らなければならないビジネスモデルは不利になってきました。

パネル工場を持たないテレビメーカーは、高性能な液晶パネルをもっとも安いところから調達すれば良いからです。

現在のテレビには、多くの技術が活用されています。液晶パネルが技術的に成熟し、液晶パネルそのものではライバルメーカーと技術的に差別化できない状況となると、それ以外の技術で他社製品との違いをアピールしなければなりません。

2022年モデルの液晶テレビの上位機種を見ると、技術的な差別化つながる最新技術は、ミニLEDバックライト、量子ドット、映像エンジンです。

ミニLEDバックライトと量子ドットについては、シャープはテクノロジーリーダーではなく、むしろキャッチアップする立場です。映像エンジンは自社開発していますが、ライバルメーカーと比べて特に顕著な優位性はあまり聞きません。

したがって、シャープが自負する「液晶」においても、最終製品である液晶テレビは必ずしも技術的にトップとは言い難いでしょう。

さらに液晶にこだわりがあるために、有機ELテレビの発売は他社に大きく遅れを取りました。

逆に他社に先行して注力した8Kテレビはそれほど売れていません。

シャープのアクオスは、もちろん良いテレビですが、テレビメーカーとしてもポジションは必ずしもテクノロジーリーダーではないと言えます。

ソニーはテレビの世界一?

ソニーは、有名な「トリニトロン」により、ブラウン管テレビの時代に世界で大きなシェアを占めていました。その後、液晶テレビの時代となり、急速にブラウン管テレビが液晶テレビに置き換わって行きましたので、膨大な赤字となり、リストラに追われました。

その間、多くの人がソニーをリストラされ、数年前にようやくソニーのテレビ事業は復活しました。

ソニーは、一時期、韓国サムスンと共同出資したS-LCDという液晶パネル事業に参加していたことがありますが、その後、株を譲渡し、撤退したため、現在は液晶パネル工場を保有していません。有機ELパネルについても同様です。

ディスプレイパネル事業は、巨額の投資をして大量生産し、それを売りきらないといけないという難しい事業です。特に技術的に差別化が難しくなると価格競争に陥りやすく、国家のバックアップを得て猛攻を仕掛けてくる中国勢を相手にするとなると厳しい状況となりやすいです。

ソニーは早期にそのような特性のあるディスプレイパネル事業から撤退し、技術的に差別化できるようなディスプレイ関連技術に注力してきました。

例えばミニLEDバックライトは、ソニーはキャッチアップする立場なのですが、その原型となった多数のLEDを液晶パネル直下に配列したバックライトは、「Backlight Master Drive」としてソニーが世界をリードしてきました。

使用する素子がLEDからミニLEDに変更になるだけなので、ミニLEDバックライトとしてもソニー製が業界トップレベルです!

現在のテレビの性能を差別化する技術として映像エンジンは重要です。ソニーは、アップコンバートの技術にも定評がありますし、最新のXR認知プロセッサーも一目で効果がわかる優れものです。

さらに有機ELテレビの次に来る次世代ディスプレイとされるMicro LEDディスプレイは、ソニーが世界に先駆けて実用化し、ライバルメーカーが必至にキャッチアップしている状況です。

以上のことからも、ソニーは業界のテクノロジーリーダーであり、技術的に差別化できることに注力していることがわかります。

テレビは成熟した製品と言われることもありますが、まだまだ技術的にも進歩を続けています。そのため継続した研究開発が重要です。

それには研究開発費と技術力が必要です。現時点ではソニーが有利のように見えます。

ブラビアとレグザはどっちが良いのかについてこちらの記事で紹介しています。

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