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4Kテレビは何インチから意味ある?意味ない?75インチ・65インチテレビは大きすぎる!

4K意味ない有機ELと液晶

4Kテレビの価格が下がり、売れていますね!

それでも「4Kテレビは意味ない!」という意見も耳にすることがあります。本当なのでしょうか?

その主な理由は、「4Kコンテンツがない!」、「4K映像が綺麗でない!」、「ハイビジョンでも綺麗」などと言ったものです。

これらは必ずしも間違っていないですが、結論としては「ある程度のインチサイズ以上のテレビならば4Kが意味があり、おすすめ!」ということになるでしょう!もちろん強制はしませんが・・・。

4Kは何インチから意味があるかということは、使い方にもよりますが、基本的には42インチ以上です。

現在販売されている主要なテレビメーカーの製品でも、4Kテレビは42インチ以上となっています。

42インチは有機ELテレビが多く、シャープアクオスが値下がりしていてお買い得です!


さらに詳しく以下に解説します!

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4Kテレビは意味ない?

4Kテレビは、2011年に東芝が発売して以来、各テレビメーカーが追随し、現在は多くの機種が販売されています。ハイビジョンのテレビも販売されていますが、42インチ以上のテレビはほとんどが4Kテレビとなっています。

それなのに「4Kテレビは意味ない!」という意見が聞かれる理由について、冒頭で述べました。ここではそれらをさらに詳しく解説します。

4Kコンテンツがない!4Kコンテンツとは?

これは4Kテレビが発売された頃から指摘されている問題です。特に4Kテレビが発売された2011年からしばらくの間は、一般のユーザーが気軽に視聴できる4Kコンテンツはほとんどありませんでした。

4Kコンテンツとは、4Kの解像度で記録された映像です。例えば、4K放送や4K ULTRA HD Blu-ray、4K動画配信などのコンテンツがあります。

そのため、4Kテレビで何を視聴していたのかというと、ハイビジョンなどの映像を「4Kアップコンバート」という技術を使って4K映像に変換し、視聴していました。

ちなみにテレビの画面は画素の集合体で、その画素数を解像度と呼びます。画素の配列は水平方向と垂直方向で規格があり、以下のような関係にあります。

ハイビジョン(HD):1,280×720(解像度92万1,600画素)
フルハイビジョン(フルHD):1,920×1,080(解像度207万3,600画素)
4K:3,840×2,160(解像度829万4,400画素)
8K:7,680×4,320(解像度3,317万7,600画素)

つまり、4Kテレビでは3,840×2,160(解像度829万4,400画素)の精細な画面なのですが、入力映像信号がハイビジョンであると1,280×720(解像度92万1,600画素)の情報しか無く、そのまま表示すると画面の両端に黒い帯状の領域が表示されたり、画面一杯に表示すると画素が荒い映像になってしまいます。

したがって、4Kアップコンバートを使わずに、4Kコンテンツも利用できない状況では、このような状況になってしまうので、「4Kテレビは意味ない!」という意見が出るのも自然です。

そのため、テレビメーカー各社は「4Kアップコンバート」技術を搭載し、地デジやブルーレイなどのハイビジョンまたはフルハイビジョン映像を4K映像に変換して視聴できるようにしました。

現在は4K/8K放送もスタートし、UHDブルーレイやインターネット動画配信で4Kのコンテンツが利用できるようになりましたが、それでも圧倒的多数の方々は地デジを4Kアップコンバートして4Kテレビで視聴している時間が多いです。

つまり、「4Kコンテンツがない!」という状況を、4Kアップコンバート技術が克服してきた歴史と言えるでしょう。

実際、4Kアップコンバートされた映像とハイビジョン映像を比べて、4Kテレビを選ぶ人が多くなっています。またメーカーも、大型テレビではハイビジョンの機種を無くし、4Kあるいは8Kの機種に絞っています。

4Kアップコンバートの画質が悪い!

前述のように、4Kコンテンツが不足している状況でも4Kテレビを販売するため、テレビメーカーは4Kアップコンバート技術を開発し、製品に搭載しました。

4Kアップコンバートは、もともとの映像信号よりも情報量を増やし、存在しなかった画素情報を追加するわけですので、ある意味CG(コンピューター・グラフィックス)で新たな絵を書くような技術です。

これは素晴らしい技術ではあるのですが、さすがに最初から4Kで記録されている映像よりは画質は低いです。画像処理をする際にノイズが発生してしまうこともあり、画質を重視するユーザーからは「綺麗でない!」などの意見もあり、これも「4Kテレビは意味ない!」という意見につながっています。

地デジなどの映像信号は、60コマ/秒です。これを自然なスピードで表示できるように各コマをハイビジョンから4Kにアップコンバートしなければなりません。倍速機能が搭載されている機種では、各コマの間に新たなコマを1つずつ挿入し、120コマ/秒にします。

これを無理なく実行するだけでも映像エンジンと呼ばれるプロセッサーに大きな負荷がかかります。パソコンのCPUと同じで、処理能力が大きなCPUほど高速で大量の処理が可能です。

パソコンのCPUがこれまでに年々大きく処理能力が向上してきたことからわかるように、テレビに搭載するプロセッサーも大きく処理能力が向上しました。

裏を返せば数年〜10年前は、テレビのプロセッサーの能力が現在と比べて著しく低く、4Kアップコンバートや倍速機能を行う能力も乏しかったわけです。その当時の映像を見ると「綺麗でない!」という意見が出るのも止むを得ない部分もあるでしょう。

その後の研究開発努力もあり、現在の4Kアップコンバート技術はかなり完成度が高くなりました。さらにその他の高画質化技術も利用できるようになっています!

4Kアップコンバート技術および様々な高画質化技術で評価が高い、REGZAの最新機種で実際の映像を確かめてみることをおすすめします!

綺麗です!


4Kアップコンバートについてはこちらの記事で紹介しています。

ハイビジョンでも綺麗!

「4Kでなくてもハイビジョンでも綺麗!」という意見もあります。テレビメーカーのラインアップをみても、40インチ以下はフルハイビジョンまたはハイビジョンの解像度になっています。

確かにテレビのインチサイズがある程度以下になると、ハイビジョンでも十分に綺麗に見える場合があります。

これはテレビのインチサイズと適切な視聴距離、および一般的な人間の視力と関係しています。

近接した2つの小さな点を、それぞれ識別して見えるかどうかは、それらが描かれている場所と見る人との距離に依ります。手が届く距離まで近づいてよく見れば2つの点にみえるものがは、数メートル離れたら識別できないでしょう。

これと同じことがテレビの解像度でも言えます。通常はテレビを見る時に無理なく画面全体が視野の中央部分に入るような距離で見ることになり、その距離で画素の粗さが気にならない程度の精細度があれば、それ以上解像度を増やしても(画素数を増やしても)視覚的には差が感じられません。

平均的なデータから、テレビメーカーは40インチ以下ならば4Kは不要と考えているようです。

ただし、1つだけ注意した方が良いポイントがあります。

テレビメーカーの商品設計として、4Kテレビは高画質化し、ハイビジョンテレビは機能を省略し、性能を落として、安さを重視する傾向があります。

テレビの画質に影響を与えるのは解像度だけではなく、HDRや倍速機能などその他にも複数あります。これらの最新技術がハイビジョンテレビでは省略され、非搭載となっていることが多く、フェアに観て4Kテレビの方が高画質な機種が多いです。

40インチ以下のテレビを買うならば、REGZA V34シリーズのような画質重視の機種を選ぶか、もう少し大きくして42インチの4Kテレビを選べないか検討してみた方がよいでしょう。


画質は断然4Kテレビの方が上です。42インチは機種が少ないのですが、43インチになると製品も各社あり、選択肢が増えます。


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4Kテレビは何インチから意味ある?

前述のように42インチ以上ならば、4Kテレビを選ぶ意味があります。主要メーカーのラインアップをみても、42インチ以上は4Kあるいは8Kテレビとなり、ハイビジョンの機種はほぼ無くなりました。

42インチ以上のテレビを自然に視聴する距離ならば、ハイビジョンの解像度と4Kの解像度の違いが感じられる人が多いということです。

これは個人差もありますので、ご自身で見てみて「違いがわからない」と感じられた場合は、その感覚を尊重します。ユーザーにとって違いがわかるか否かが重要ですので。

40インチとのフルハイビジョンと42インチの4Kとの違いは小さいですが、テレビのインチサイズが大きくなるほど違いが目立ちやすくなります。

例えば65インチ上になると、4Kでも画素の粗さが感じられるようになります。そのため、65インチ以上は8Kテレビも販売されています。


65インチは4Kテレビも多くの製品がありますので、比較してみると良いでしょう。8Kテレビはまだ価格が高いので、4Kテレビを選ぶ人が多いようです。



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75インチのテレビは大きすぎる!

最近は液晶テレビがかなり安くなり、75インチの4Kテレビも17万円以下で買える機種も増えてきました。75インチの大型テレビの購入をお考えの方もいらっしゃるでしょう。

テレビ大きすぎ後悔!ゲームは要注意!

以前、ゲーム好きの仲間で集まって、プロジェクターを使ってスクリーンに画面を投影し、ゲーム大会をやったことがあります。

みんなで大画面を見ながら、ド迫力でゲームができると思ってワクワクしながらやったのですが、ある程度の時間ゲームをやったら大画面内での映像の動きが激しすぎ、酔ってしまいました・・・。

確かに画面の周囲が気にならなくなるほど大画面になると没入感が高まり、ゲームの世界に入れそうな気がするのですが、視野に入る映像全体が激しく動き続けるとかなり辛いです。

もし同じをことをお考えでしたら、慎重にご検討ください。


65インチのテレビは大きすぎる!

テレビは設置スペースと適切な視聴距離を確保できれば、できるだけ大きいインチサイズの方が迫力ある映像を楽しめます!

家電量販店で多くのテレビを眺めていると、場所が広いこともあり、65インチぐらいのテレビが手頃なサイズに感じられることがあります。最近は価格も下がってきているので、「65インチを選ぼうかな?」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。

テレビが大きすぎて疲れる!

65インチのテレビは、家電量販店の売り場で見ると手頃なサイズのように感じられても、実はかなり大きなテレビです。

本当に自宅に設置できるのか、適切な視聴距離が確保できるのか、事前に確認してから購入しましょう。

正直なところ、日本の住宅事情から考えれば55インチもかなり大きいですが、65インチが丁度良い部屋というとかなり広い部屋でしょう。単純な部屋の広さということだけでなく、設置した後に、どの位置からテレビを見るということが重要です。

これが近すぎると大変です。地デジのニュースやバラエティなどをよく見る方も少なくないと思いますが、実物よりも大きなサイズで目の前に人の顔が映り続けるのを視聴するのは、ものすごく疲れます!

大きすぎるテレビにはこのようなデメリットもあることは知っておいた方が良いでしょう。

*現在販売されている主要なテレビメーカーの製品では、4Kテレビは42インチ以上となっています。


ソニーとパナソニックどっちがいいテレビについてこちらの記事で紹介しています。

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