給湯器の故障などでお風呂が使えない場合、近くにあるお風呂屋さんに行くのも良いですが、家族の人数によってとてもお金がかかります。それよりも家でどうにかしませんか?
お風呂だけが壊れて使えないときは、台所と、洗面所があれば解決です。
洗面所のくぼみに、まずは水をためます。そして。夜間にガスコンロで熱湯を沸かし、注ぎ入れます。そうすると少しぬるめのお湯ができ上がります。
その一度沸かしただけのぬるま湯で体を洗うのは無理なので、何度も沸かしながら入るということになります。
髪の毛は、その沸かしたお湯と水を混ぜたぬるま湯で濡らしたタオルで拭きます。水が使えないときは、市販されているドライシャンプーも使えます。
以下、さらに詳しく解説します!
お風呂が使えない時の体の洗い方
お風呂が使えない時の体の洗い方としては、蒸しタオルがあります。タオルを濡らし軽く絞り、丸めてビニール袋に入れます。レンジでチンをします。チンが終わったら、やけどをしないように気を付けながら使います。
レンジも使えないような場合、水で濡らしたタオルで拭いてもいいでしょう。体の上から、順に拭いていけば体温でタオルが少し暖かくなるはずです。
清拭(せいしき)
清拭というのは、お風呂に入れないときにタオルなどで、体を拭くことです。体を清潔にするのと、血行促進や安眠などのいろいろな効果があります。
手浴(しゅよく)
手浴は、手、手首をお湯につけ、全身の血液やリンパ液の流れがスムーズになり、リラックスした感じを得ることができます。
足浴(そくよく)
下腿から足を温めて、たまった老廃物を流すなど血行を良くします。また、足を洗うことで、清潔にしておくことはもちろんのこと、血行の促進もされます。
このように、体をお風呂に入れるといっても、いろいろ種類があります。全身入ることだけが入浴ではないわけです。
お風呂が使えない時の髪の毛の洗い方
お風呂が使えない時にどうやって髪の毛を洗うか?
まず、先にも述べました、濡れたタオルで拭く方法と、市販のドライシャンプーがあります。
ドライシャンプーは、地肌にまんべんなくスプレーをし、地肌をもみもみします。そして、濡れたタオルでしっかりと拭きます。
その他にもあることをご存じですか?
食用の重曹です。重曹は、油汚れをきれいにするものなので、これだけで皮脂などを取ってくれます。また、消臭効果もあります。重曹を頭にかけマッサージし、タオルで拭くようにして頭から重曹を振り落とします。
(病気などで)お風呂に入れない時の体の拭き方
ここは、去年入院した私の経験談を話したいと思います。
去年の夏私は入院しました。首の骨を折ったためでした。首の骨をネジで固定するとともに、腰の骨から、少し骨を首に移植するという手術でした。
首と腰に傷ができるわけです。
そして、抜糸は術後2週間でした。その間は、看護師さんがしてくれる清拭しかありませんでした。看護師さん二人がかりで恥ずかしい部分も拭いてもらいました。
髪の毛は首に固い固いコルセットを巻いていたので洗ってもらえず、悩みどころでした。でも2週間何もしないのは気持ちが悪い、でも洗えないということで、ドライシャンプーを準備しました。手術の関係で丸坊主になっていたので、きっと手間はかからない、と思っていました。まず、先ほど説明したように、頭皮にまんべんなくスプレーしました。
それでもみこみました。そして濡れたタオルがないので、ウエットティッシュで拭くことにしました。そしたら・・・そのウェットティッシュに髪の毛の付くことつくこと!そうです。すごく汚れていたんです。
汚れた髪の毛って抜けますよね。私はとても嫌になって何回もドライシャンプーを使いました。4回使ったとき、やっと普通の抜け毛になりました。経験のある方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?私の経験談を語ってみました。
(*本記事は、当ブログの管理人の友人から特別に寄稿されたものです)
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