ソニーブラビア(SONY BRAVIA)の2022年モデルが発表され、順次発売されています!
いろいろな最新技術が導入されますが、中でも注目はQD-OLEDパネルとMiniLEDバックライトです!2021年以前のモデルと比較しながら紹介します!
新型の発売日が発表されると、旧型が型落ちとして値下がりしやすくなります。
新製品は発売日が最も価格が高く、その後、徐々に価格が下がり、新型の発売日付近が最も安くなることが多いため、そのタイミングを狙う買い物上手な強者もいらっしゃいます!
その場合に注意しないといけないのは、旧型の生産は終了していて、在庫が供給されないので売り切れになってしまうリスクがあることです。2021年モデルを狙うならば、価格をチェックして、買い逃がさないようにしましょう!
ソニーブラビア新型2022年モデル有機ELテレビ・液晶テレビの発売日(発売時期)!
2022年6月10日のソニーからの発表によると、ソニーブラビア4Kテレビの2022年モデルのラインアップと発売時期は以下の表のようになっています。発売日は下記の各モデルの紹介のところに記載してあります。
2022年6月24日(金) よりソニーストアで予約販売開始しました!
商品名 | シリーズ名 | サイズ | 型名 | 発売月 |
4K有機ELテレビ BRAVIA XR | A95K (QD-OLED) | 65V型 | XRJ-65A95K | 7月 |
55V型 | XRJ-55A95K | |||
A80K | 77V型 | XRJ-77A80K | 8月 | |
65V型 | XRJ-65A80K | |||
55V型 | XRJ-55A80K | |||
A90K | 48V型 | XRJ-48A90K | ||
42V型 | XRJ-42A90K | |||
4K液晶テレビ BRAVIA XR | X95K (Mini LED) | 85V型 | XRJ-85X95K | |
75V型 | XRJ-75X95K | 9月 | ||
65V型 | XRJ-65X95K | |||
X90K | 85V型 | XRJ-85X90K | 10月 | |
75V型 | XRJ-75X90K | 9月 | ||
65V型 | XRJ-65X90K | 8月 | ||
55V型 | XRJ-55X90K | |||
50V型 | XRJ-50X90K | 11月 | ||
4K液晶テレビ | X85K | 55V型 | KJ-55X85K | 10月 |
50V型 | KJ-50X85K | |||
43V型 | KJ-43X85K | |||
X80K | 75V型 | KJ-75X80K | 8月 | |
65V型 | KJ-65X80K | |||
55V型 | KJ-55X80K | 10月 | ||
50V型 | KJ-50X80K | 7月 | ||
43V型 | KJ-43X80K | |||
X80WK | 75V型 | KJ-75X80WK | 8月 | |
65V型 | KJ-65X80WK | |||
55V型 | KJ-55X80WK | 10月 | ||
50V型 | KJ-50X80WK | 7月 | ||
43V型 | KJ-43X80WK |
さらに詳しく解説します!
ソニーブラビア有機ELテレビ2022年モデルは3シリーズ!
2022年モデルのソニーブラビア(BRAVIA)有機ELテレビは、3シリーズになり、すべてに認知特性プロセッサー「XR」が搭載されています。
これらの機種の商品説明の一番最初にこの認知特性プロセッサー「XR」が紹介されていることからも、ソニーがもっとも力を入れている技術であることがわかります。
映像信号に忠実に映像を表示するという考え方ではなく、「人が目で感じる自然な美しさ」という映像表示を目指して開発されたもので、テレビとしてはさらに上の次元に突入した印象を受けます。これはすごいです!
有機ELテレビA95KにQD-OLEDパネルを搭載!価格は?
テレビおよびディスプレイ業界的にもっとも注目を集めているのが、QD-OLEDを搭載した有機ELテレビ(A95Kシリーズ)が発売されたことです!
QD-OLEDとは、サムスン(Samsung)が開発したもので、青色有機EL(OLED)の上に量子ドットを配置してフルカラー表示をできるようにした有機ELパネルのことです。
量子ドットは、青色光を吸収して緑色および赤色の光を放出する材料で、これを緑色および赤色のサブピクセルの位置に印刷することでRGBのサブピクセルを作製することができます。
量子ドットの特徴は、緑色および赤色の発光スペクトルの幅が狭いことで、これによりテレビの色域(表示可能な色数)が増えます。おそらく、現時点で販売されているテレビの中でもっとも色域の広いテレビです。
難点は、価格がかなり高いことです。今後、徐々に値下がりすると予想します。
XRJ-65A95K(65V型)、7月23日発売、価格は各ショップをご覧ください!
XRJ-55A95K(55V型)、7月16日発売、価格は各ショップをご覧ください!
有機ELテレビに42インチと48インチが追加(A90K)!価格は?
最近のテレビは大型化しています。それはそれで良いのですが、困るのは高画質モデルで50インチ未満が少なくなっていることです。日本の住宅事情を考えると、50インチ以上のテレビでは大きすぎる部屋も少なくありません。
ソニーではA9Sという48インチの有機ELテレビがありますが、これは2020年モデルで2021年モデルは発売されませんでした。このまま48インチが無くなってしまうのかと心配しましたが、幸いなことに2022年モデルでは48インチが発売されます。
それだけでなく、さらに小型の42インチモデルも登場するとのことです!
おそらく最も小型な有機ELテレビが最安モデルになるでしょう!これで有機ELテレビを選ぶユーザーも増えそうです!
最近は高画質の液晶テレビの機種が少なくなっているので、貴重な機種ですね!
XRJ-48A90K(48V型)、8月13日発売、価格は各ショップをご覧ください
XRJ-42A90K(42V型)、8月13日発売、価格は各ショップをご覧ください
型落ちとなる旧型のA9Sが値下がりしたところを狙うのも良い作戦です!
有機ELテレビ(55インチと65インチと77インチ)A80K!価格は?
基本性能を高めた55インチと65インチと77インチの有機ELテレビ(A80Kシリーズ)も発売となります!
ソニー各シリーズ名の数字は、一般に数字が大きい方が上位機種となっています。このA80Kは、公式サイトの表示位置やインチサイズ、スペックからみてもA90Kよりも上位機種と考えられますが、数字が小さくなっているのが謎です。
スペックの比較表を見てもほぼ同じです。もっとも大きな違いはスピーカー出力で、インチサイズが大きな機種ほどスピーカー出力が大きくなっています。したがって、同じシリーズ名にしても良い程度の差しかなく、あまり気にせずにインチサイズで選んで良いでしょう。
XRJ-77A80K(77V型)、8月6日発売、価格はショップで確認できます!
XRJ-65A80K(65V型)、8月6日発売、価格はショップで確認できます!
XRJ-55A80K(55V型)、8月6日発売、価格はショップで確認できます!
新製品と比べると旧型となるA80Jシリーズはかなり価格が下がっていますので、狙い目ですね!
ソニーブラビア4K液晶テレビ2022年モデルは5シリーズ!
ソニーブラビアの4K液晶テレビ2022年モデルは5シリーズのラインアップになります。この内の上位2シリーズであるX95KシリーズとX90Kシリーズに、ソニーが力を入れている認知特性プロセッサー「XR」が搭載されています。
高画質の液晶テレビを求めている方は、認知特性プロセッサー「XR」が搭載のX95KあるいはX90Kがおすすめです。認知特性プロセッサー「XR」非搭載機種を選ぶ場合でも、少なくともX95KあるいはX90Kの画質と比較してから決めた方が良いでしょう。
Mini LED搭載の4K液晶テレビX95Kシリーズ
ソニーもついにMiniLEDバックライトを搭載した4K液晶テレビを発売します!TCLやシャープなどがMini LED搭載4K液晶テレビの発売では先行していました。
しかし、液晶パネルの直下にLEDを多数並べたバックライトでは、「Backlight Master Drive」としてソニーが世界に先駆けて製品化していました。それに触発されて現在のMiniLEDバックライトが登場した歴史を考えれば、満を持して登場という感もあります。
Mini LED搭載液晶テレビとは、Mini LEDを直下型バックライトに用いており、画面をいくつか(数100〜1,000以上)の領域に分割しています。ほとんどの機種が分割された1つの区画内で数個のMini LEDが配置され、それらが同調して点灯します。
ところがソニーの「Backlight Master Drive」では、Mini LEDが1つずつ独立して制御されているようで、使用されているMini LEDが各社同等であると仮定すると、分割エリアが圧倒的に小さくなり、より優れたコントラストが実現できると考えられます。
発売時期は8、9月!価格はオープンで、市場推定価格(税込み)は以下の通りです!
XRJ-85X95K(85V型)、8月27日発売、価格はショップで確認できます!
XRJ-75X95K(75V型)、792,000円前後:9月10日発売
XRJ-65X95K(65V型)、528,000円前後:9月24日発売
型番からX95Jシリーズの後継機種と考えられますが、X95Jシリーズもかなりの高画質でしたので、どこまで実売価格が下がるのか楽しみです!
4K液晶テレビX90K!認知特性プロセッサーXR搭載
4K液晶テレビX90Kシリーズは、X95Kシリーズの1つ下のグレードです。主な違いはMini LEDと、エックスワイドアングル、エックスアンチリフレクションが非搭載であることです。その分、かなり安くなっています!
認知特性プロセッサー「XR」と直下型LED部分駆動を搭載し、高コントラストかつ広色域に映像を描くプレミアム4K液晶テレビです。
高額なMini LED搭載のX95Kには手が届かないという方にはおすすめです!
MiniLED搭載の8K液晶テレビZ9Kシリーズ
ソニーも8K液晶テレビZ9Jシリーズを発売していますが、これの後継機種としてZ9Kシリーズが発売されます!
75インチと85インチの大型テレビで、MiniLED Backlight Master Driveが搭載されます!
今回ソニーが発表した機種も、グローバルで発売する全機種を紹介するもので、必ずしも日本で発売されるとは限りません。
特に8K液晶テレビの場合、北米市場向けである可能性があり、現行のZ9Jシリーズも日本では販売されてなく、その前の2020年モデルのZ9Hシリーズがソニーストアのサイトに掲載されているのみです。
ソニーのブルーレイディスクレコーダーについてこちらの記事で紹介しています。
まとめ
ソニーのテレビ「ブラビア」の2022年モデルについて紹介しました。やはりSONY BRAVIAは魅力的ですね!
ソニーブラビアの2023年モデルについてはこちらの記事で紹介しています!
2022年モデルのLGの有機ELテレビについてこちらの記事で紹介しています。
ハイセンスのテレビの2022年モデルについてこちらの記事で紹介しています。
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